うるせぇえええ
当サイト運営者のShin@kintamemanです。
私は南米某国に滞在していた頃にソニーの最強ヘッドフォンWH-1000XM4を購入しました。
きっかけは”圧倒的騒音”でした。
ある日、仕事をしていたら建物が揺れるような振動と共に爆音が聞こえてきた。
「戦争勃発か?」
窓から路上を見ると、おっさんが恍惚とした表情でマイクで歌っていました。車に積んだどでかいスピーカーを数台使ってます。うっせーよ。最悪です。
騒音おばさんが可愛く見えましたからね。
その南米某国は日本人的感覚では信じられないような騒音環境だったためWH-1000XM4を購入することになったのです。
WH-1000XM4のノイズキャンセリングはかなり強力だと効いていたので騒音をかき消してくれるかなと期待して購入したのでした。
買った結果から言うと「このヘッドホン最高すぎる」でした。
3万円以上したので高い買い物でしたが1年経った今は十分に元取れた良い買い物だったなと感じてます。
騒音はカットできるし、勉強捗りすぎる。Netflixもこいつで観ると臨場感が出まくって面白さ倍増。
こんなプロダクト作るソニーは神様、仏様だ。これからも頑張ってほしい。
ただWH-1000XM4を使い始めて1年以上経ち、気になる点もポロポロ出てきたので率直レビューします。
WH-1000XM4のメリット、最高だと思う点はこれだ!
メリット①ノイズキャンセリング強めで騒音をバシッとカットできる
メリット②音質は普通に良い
メリット③イヤーパッドの着け心地が優しく快適である
メリット④「外音取り込み」機能が意外と便利である
メリット⑤センサーが賢い
メリット⑥充電持ちがかなり良い
メリット①ノイズキャンセリング強めで騒音をバシッとカットできる
最高なのはノイズキャンセリング機能で騒音を消せることです。
シーンと周りの音が消えます。
ノイズキャンセリングをつけた途端、「プールの中に潜った静寂空間」になります。
水中って外の音が聞こえにくくなりますがWH-1000XM4のノイズキャンセリングであんな感じになります。
WH-1000XM4のノイズキャンセリングむっちゃ強力な理由ですが、ソニー独自開発の「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」が搭載されているからです。
「高音質ノイズキャンセリングプロセッサーQN1」がマイクで拾った周囲の音を毎秒700回以上センシングし分析します。その上で騒音を打ち消す効果のある逆位相の音を高精度に生成します。
+と−を合わせれば打ち消し合って0になるのと同じように消したい音の波と真逆の形(逆位相)の波を発生させることで周囲の環境音を打ち消せるわけです。
実際使うと分かりますが、かなり強力なノイズキャンセリング機能となっています。
たとえば電車に乗っていてもノイズキャンセリング機能をONにするとガタンゴトンという騒音すらもスッと消えます。
私は電車で英語のリスニング勉強をすることも多いので騒音を消せるノイズキャンセリング機能が重宝しています。
メリット②音質は普通に良い。臨場感がパない
私はWH-1000XM4以外ではAirPods Proや中華ヘッドホンしか使ったことがないです。そのため音質に関しては凄く詳しいわけではないです。
でもNetflixを観る時はWH-1000XM4が必須になってるのはお伝えしておきます。臨場感が他のヘッドホンと比較にならないくらい良いです。
WH-1000XM4は「全方位から音が降りそそぐ、新体験」て仰々しいキャッチコピーを打ち出していますが、これはあながち嘘じゃないと思う。
臨場感パないのです。
ソニーの立体音響技術がWH-1000XM4にギュッと詰め込まれているらしいです。
メリット③イヤーパッドの着け心地が優しく快適である
WH-1000XM4はイヤーパッドがふかふかしています。
あれです。社長室にある高級な革のフカフカ椅子がヘッドホンになったみたいな感じです。
伝わってるか分からないですが、つまり着け心地が素晴らしいということです。4時間くらいつけていても特に頭痛くはなったりしないですね。
ちなみにWH-1000XM4は旧型のWH-1000XM3と比較して10%ほど耳との接地面が増加しアップグレードされてるそうです。
メリット④「外音取り込み」機能が意外と便利である
WH-1000XM4には「外音取り込み」機能があります。
最初は「外音取り込み機能?そんなの要らねーよ」と思っていたんですが、使い始めてからその便利さに気づきました。
私は歩きながら英語のリスニング勉強をしていることがあります(詳しくはこちらの記事歩きながらの勉強が最強なワケ【座学できないヘタレでもTOEIC900突破】)
歩きながらリスニングをしていて、周りの音が聞こえないのは結構危ないんですよね。そこで「外音取り込み」の機能を発動させます。
ヘッドホンの左側面にある「CUSTOM」ボタンを押すと即時に切り替わります。
周りの音がクリアに聞こえるようになるので「外音取り込み」機能は重宝してます。
メリット⑤センサーが賢い
WH-1000XM4がすっごい賢い。かわいい。
たぶん私の甥っ子(2歳)より賢いと思う。
冗談はさておきWH-1000XM4にはセンサーがついているんですがこれがナイスすぎる働きをするんです。
たとえばヘッドホンを頭から外したら自動的に再生を一時停止してくれたり、装着したら自動で再生を開始してくれる「装着検出機能」があります。
また音楽再生・通話中でもヘッドホン右側のイヤーカップを手のひら全体で覆うと、その間一時的に外音を取り込める「クイックアテンション」機能が始動します。
さらに会話を始めたことをヘッドホンが自動で認識し、ノイズキャンセリングモードから外音取り込みにモードに切り換える「スピーク・トゥ・チャット」機能まであります。
すっげー賢くないですか?
これらの機能は旧型のWH-1000XM3にはない機能です。
ちなみにこれらの機能で「そんな機能要らない」て機能があればスマホアプリでオフにすることも可能です。
メリット⑥充電持ちがかなり良い
WH-1000XM4はノイキャンONで連続再生時間30時間、ノイキャンOFFなら38時間です。充電持ちがごっつ良いんです。
ワイヤレスイヤホンのほとんどが連続再生時間が10時間以内ですからね。私は以前Airpods Proを使っていましたが5〜6時間くらいで充電切れるのでその点がかなり不満でした。
WH-1000XM4に対してはそんな不満がないです。
以前、南米から米国乗り継ぎで2日間かけて日本に帰国しましたがそのフライト旅でも充電がまるまる持ちました。
さらに使おうと思ったときに充電が切れていても急速充電可能なWH-1000XM4なら無問題です。10分充電しただけで5時間使えます。
WH-1000XM4のデメリット、うーん。微妙に感じた点はここ。
デメリット①値段が高い
デメリット②夏場はイヤーパッドが蒸れやすい
デメリット①値段が高い
最大のデメリットは値段が高い事ですね。
Amazonの販売ページだとおおよそ3万8000円前後となっています。
ハイエンドな機種であることは間違いないですね。
ただ質は高く長持ちすると踏んでおり私は購入に踏み切りました。
デメリット②夏場はイヤーパッドが蒸れやすい
イヤーパッドは快適なんですが耳をすっぽりと包むように密閉してくれるゆえに逆に蒸れやすいというデメリットもあります。特に夏場は蒸れやすいですね。
まとめに代えて:旧型機と比較して締めとします
WH-1000XM4良さそうだけど、もっと安く買いたいな~
そういう人もいると思います。そんな人には旧型機のWH-1000XM3もいいと思いますよ。1万円ほど安いです。
WH-1000XM4 | WH-1000XM3 | |
---|---|---|
料金 | 3万7000円前後 | 2万8000円前後 |
連続音楽再生 | 最大30時間(NC ON時) 最大38時間(NC OFF時) | 最大30時間(NC ON時) 最大38時間(NC OFF時) |
スピーク・トゥ・チャット機能 | 〇 | × |
装着検出機能 | 〇 | × |
両者の基本的な性能は同じなのですが、幾つか違う点があります。
たとえば、WH-1000XM4についているスピーク・トゥ・チャット機能や装着検出機能がWH-1000XM3にはついていません。
ヘッドフォンを外した際に勝手に再生を停止してくれたり、つけた際に勝手に再生してくれる装着検出機能はなかなか便利なんですよね。
安さを取るならWH-1000XM3ですが、より便利さを取るならWH-1000XM4かなと。私的には1万円高くても長期で考えてWH-1000XM4を買うかなと。実際、私もWH-1000XM4を買いましたしね。
まあどちらにせよ、どっちの機種も良いヘッドフォンなので買って後悔することはないでしょう。
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