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STRAIL(ストレイル)受講記録④闇雲に自己流で勉強することの愚を知った、正しい努力をしているかの確認にこそ時間をかける

英語

ずいぶん遠回りしてたんだな…

ストレイルを受講し、これまでいかに非効率な英語学習をしていたのか思い知らされました。

もっと早くストレイルを受講していたらと若干後悔しています。

なんとストレイルの公式サイトを見ると自分が考えていたことがそのままキャッチコピーになっていましたw

英語学習に近道はない。でも回り道は避けることができる

本当にその通りだと思います。英語学習は”正しい努力をしているかの確認にこそ一番時間をかけるべき”なのだと再認識しています。

英語力が頭打ちしていたのは基礎固めが不十分なのが原因だった

ストレイルを受講開始して1カ月が過ぎました。私の英語力が頭打ちした原因は大きく分けて以下3つありましたので、それらを1つ1つ潰していくための学習に取り組みました。

原因①単語が”使えるレベル”で定着していなかった
原因②返り読み癖があった
原因③英語の音を正確に拾えていない、再現できていなかった

原因①単語が”使えるレベル”で定着していなかった

私は最初の方は「えーキクタンの単語帳をやり直すのかよ?そんなの全部知ってるよ」とか思っていました。

でも単語1つとっても”使えるレベル”にはインプットできていないことを思い知らされました。

たとえば以下の英単語の発音を聞いて日本語の意味がパッと瞬時に思い浮かぶか。

キクタンアプリ

パッと意味が出てこないのであれば、それはつまり身についていないのと一緒です。パッと意味が出ない単語は会話で出てきても瞬時に理解できないです。

瞬時に理解できないゆえ会話の内容についていけなくなります。単語の定着が浅いとリスニングやリーディングに支障をきたします。もちろんスピーキングはいわんもがなですね。

まずもって単語を”使えるレベル”になるよう徹底的にインプットする必要があったのです。

原因②返り読みの癖があった

ストレイル受講の中間測定としてYBMのTOEIC模試を受けました。2時間かけてやりましたがむっちゃ疲れた…

スコア換算でTOEIC800を超える水準になりました。ただ長文読解に時間がかかってしまって5問解けずにタイムオーバー。消化不良感はありましたね。

模試の結果を見たトレーナーさんからは「返り読み癖があるゆえリーディングの速度が遅くなっているのだろう」と指摘を受けました。

受験勉強をしっかりやった人ほど返り読みの傾向が強いみたいです。

返り読みとは

「返り読み」とは、英文に一度最後まで目を通してから訳し上げていく読み方のことです。 文法や語彙の基本的な知識はあるものの、学校教育で「長文をどうきれいな日本語で訳すか」という訳読中心主義のアプローチを受けてきた学習者が陥りがちな傾向があります。(引用元:StudyHacker)

そこで返り読みではなくチャンクリーディングを練習する必要性が出てきました。

チャンクリーディングとはチャンク(※チャンク=意味のかたまり)ごとに英語を英語の語順のまま処理していく読み方です。 かたまりで読むからこそ処理速度が速くなります。

ネイティブやネイティブ並みの英語力がある人は自然とこのチャンクリーディングで読んでいるそうなんですね。ただし日本人の私たちはまずは”意識的”にチャンクリーディングができるようトレーニングする必要があります。

チャンクリーディングの練習にはストレイルオリジナル教材の「速読Reading」に加え、市販教材の「TOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問 (アスク出版)」を使用しました。

問題を解いたら返り読みをせずチャンクごとに読むチャンクリーディングで読む訓練そして音読をします。これを毎日20~30問ほど繰り返しました。

このトレーニングのおかげで英語を英語のまま読む感覚を掴め、読解の速度が随分上がってきてる実感があります。

原因③英語の音を正確に拾えていない、再現できていなかった

ストレイルのトレーナーさんとの面談で「連結、同化、脱落などの音声変化は捉えられるようになってきてはいます。しかし、まだ弱形の再現は甘く改善の余地があります」という旨の指摘を受けました。

<音声変化5つのルール>

①連結
単語同士がつながって発音されること。
take on→テイコン

②同化
隣り合う音に影響を受けて、違う音に変化すること。
get your car→ゲッチュアカー

③脱落
あるべき音が発音されないこと。
cut this→カッディス

④「ら行化」
tやdが母音に挟まれると日本語のら行に近い音になること。
water→ウォーラー

⑤弱形
文で大した意味を持たない”機能語”である人称代名詞、前置詞、be動詞、助動詞などが弱く曖昧な発音になること。
of→ブ

具体的には前置詞や接続詞、人称代名詞、助動詞、Be動詞などの「機能語」と呼ばれる弱形(弱く発音される)になりやすい単語を聞き取れていないことが判明したんですね。

内容語と機能語の違い

内容語(content word)は名詞・形容詞・動詞・副詞のように実質的な内容を表すことばで、
機能語(function word)は代名詞・前置詞・接続詞・助動詞・限定詞(a, an, the, your, their)など

たとえば下の画像の△マークの部分は弱形している単語ですが、私はこの弱形が正確に聞き取れておらずそれがリスニングの足を引っ張っているようでした。

聞き取りやすい動詞と名詞だけで会話の内容を推測してしまっていたのです。

単語、単語は聞き取れていてもまとまった内容として会話を精度高く把握できていない」ことが分かりました。

トレーナーさんにはこういった分析を毎回の面談でやってもらえ、そのための打ち手となる学習メニューをその都度組んでもらえました。

自分1人の独学だったらこんな解像度高く、抱えている課題を分析するのは絶対に無理だったでしょう。

上記の音声変化のとくに弱形対策としてはディクテーション&オーバーラッピングとシャドーイングに取り組みました。特に弱形を意識して取り組みました。

ディクテーションとは

英語を聞いて紙に書き取るトレーニング。ディクテーションでどういった発音が聞き取れていないのか炙り出します。

オーバーラッピングとは

スクリプトを見ながら音声に合わせて同じように発音するトレーニング。英語の音声についていくために音声変化だけでなくリズムや抑揚まで真似します。実際にその音を自分で再現できるまで何度も練習することがポイントとなります。

シャドーイングとは

音声を影(shadow)の様に後から発音するトレーニング。英語の音声変化に対応できる力を養います。

やっぱインプットが重要だと再認識した

ストレイルではトレーナーさんから上記の表をもとにインプットの重要性について説明を受けました。

背後のイメージがヒマラヤみたいな雪山なので何だか登山を彷彿させますねw

トレーナーさん曰く自分はここでいうフェーズ3~5当たりのようです。この3~5を固めた後に本格的にアウトプットの練習をしていく段階に入ります。この順番は理に適ってるなと私は思います。

せっかくなのでヒマラヤ登山を喩えに考えてみたいと思います。

素人がいきなり応用編のヒマラヤに登ろうとしても歯が立たないですよね。もし突っ込んでいけば滑落して怪我するなど無謀でしかないです。そもそも基礎体力がないので麓に行くだけでバテるでしょう。

ヒマラヤに登る前にジョギングや筋トレをしたり基礎体力をつけて、小さい山で肩慣らししたり準備が必要です。

それでは英語における基礎体力とは何なのか?それは語彙力や文法、発音などのインプットした知識ですね。

インプットをして基礎固めをすることでより高い山に登れる、つまり応用的な英会話にチャレンジできるようになってくるわけです。

もちろん英会話をやるのもアリだと思います。良い刺激にもなりますし自分の現状の英語力、現在地を確認する役にも立ちますしね。

ただし私も経験があるんですが喋れない自分にひたすらイライラするだけで”英会話ばかりやる”のは得策ではないと思いますね。

昔はDMM英会話をやり込んでました

英会話講師から褒めてもらえたりして楽しいっちゃ楽しいんですがあんまり英語は上達していないっていう。

それはヒマラヤのふもとでたむろして、登山はせずにずっとハイキングしてる感じと言えましょうか。ハイキングは楽しいのですが本番の登山はしていないっていう。

何だか喩えが割とごちゃっとしてしまいました。上手くまとめるのも面倒なのでこのあたりで幕引きとします。また進捗を報告します。

>>ストレイルの公式ページはこちら

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