ういっす。Shin(Kintameman)です。
「なぜ俺は日本人なのに英語を勉強しないといけないんだ?」
そんな若者から中年に向けて本記事を書いています。
私自身、元々英語をペラペラに喋れるようになりたいという願望はなかったですし一生英語は話さない予定でした。
ただし大学に入ってから状況が変わり始めました。
英語は世界の共通言語という逃げようがない厳然たる現実
私は大学生の時に休学しインドの現地企業で営業インターンシップをしました。
正直、明確な目的はなく「インドがすっげー面白そうだから」と思ったからです。
ただし重大な問題がありました。インド企業から渡航前にTOEIC700点を取るように言われたのです。
「うわ、英語嫌いやのに。うわ、最悪」
社内のインド人スタッフとの会話に英語を使用するので最低限でも英語を話せないといけなかったのです。
そこで私は瞬間英作文をやり込み、TOEIC対策の勉強もして何とかTOEIC700点を突破してインドに渡航しました。
インド渡航前にTOEIC700点を取っていましたがそれでも会話は相当きつかったです。
今振り返ってもあの英語力でよく英語を使わないといけない環境に突入したなと思わざるを得ない。
若さゆえの無謀です。
それはさておき、海外で生活し始めると自分が英語が嫌いだろうが何だろうが、英語が揺るぎなく世界的な共通言語であることを痛感し始めます。
当時、インドではシェアハウスで生活していました。私の様にインドの企業でインターンをしている大学生が世界中から集まっていました。
ロシア、ケニア、エジプト、ブラジル、メキシコ、アルゼンチンなど色んな国から大学生が来ています。もちろんここでの共通言語は英語でした。
いろんな国の若い男女が一つ屋根の下で生活しているわけなので色んなことが起きました。一方で英語力が足枷となり空気の様に存在していた自分。つっ、つらすぎる。 圧倒的な”機会損失”です。
私はなす術もなく”笑顔”でやり過ごしていることが多かったです。
英語を学ぶべき理由とは「機会損失をなくすため」という一言に集約されると思っています。
機会損失とは、もっと利益を出すことができた状況で、取るべき行動をとらなかったことによって生じた損失を指します。
たとえば、英語ができないゆえ英語圏の質の高い情報を得られなかったり、 英語が足枷になってイケメン、かわいい外国人と付き合えなかったり、 英語ができないゆえに新たな仕事のチャンスを失うなどです。
英語を学ぶべき3つの理由【経験から語ります】
理由①英語ができると人生楽しくなるから
純粋に英語ができると人生楽しくなります。何より世界が広がります。
私はインド企業で働く経験を通し、インド英語にもまれ何とか英語を話せるようになりました。英語を話せるようになって感じたのが「どこでも生きていける」という開放感でした。
あと英語ができると外国人の異性と付き合える確率が上がります。異なるカルチャーの異性との交際は刺激的で楽しいものです。人生楽しくなります。
理由②英語ができると質の高い情報を得やすいから
英語で発信されている情報の”上澄み”は物凄く質が高いです。英語圏の人口ボリュームは圧倒的ゆえ情報量も英語圏の方が多く、必然的にその上澄みの質が高くなっているのでしょう。
私自身、テクノロジー関連の情報は英語で情報収集しています。
たとえば非代替性トークン=NFT(Non-Fungible Token)やブロックチェーン関連の話題は英語で情報収集しています。こういう先端の領域になればなるほど日本語圏の情報は不足傾向です。
何かスキルを習得する際にも英語圏の動画を観る機会が多いです。たとえばデザインの勉強だと以下の様な超有料級の動画を無料で見てます。
英語ができると「世界中から結集している知のライブラリに低コストでアクセスできる」のです。一方で英語ができないと日本語圏のみの情報しか入手できませんので不利です。
理由③英語ができるのはまだまだ武器になるから
私は大学卒業後しばらくしてから、フリーランスライターとして働き始めました。その時は仕事を得るのにも苦労する状態でした。なぜならライターとしての実績がなかったためです。
そんなノースキルな私にとって唯一武器になったのは英語を読めることでした。TOEICの勉強やインド企業での勤務経験を経て、英語で文章を読むことには抵抗感を感じなくなっていました。
それで仕事を探していると英語圏の情報を収集し記事にまとめる仕事に需要があると分かりました。文章で勝負するライターではなく「英語圏の情報を仕入れ日本語の記事に加工する」仕事を中心に生計を立てることに成功しました。この件で英語ができるのはまだまだ武器になるのだと思わされましたね。
英語は必要がない時から学んでおいて損なし
英語は必要になってから勉強すれば良いという意見もありますが、必要がない時から英語は準備しておいて損はないです。
芸は身を助けるということわざがありますが、”英語は身を助ける”シチュエーションは今後増えてくると思います。
かつて自動車メーカーの日産がフランス企業のルノーに買収された際は英語が不得意なだけでエース社員が出世コースから外されたという話もあります。
台湾のホンハイに買収されたシャープでは英語が堪能な若手社員が活躍の場を広げているという話も聞きます。
今後、外資系の企業が日本の企業を買収する事例は一層増えてくるでしょう。自分が希望していなくても勤務先の企業が英語公用語になる可能性もあります。
平時から英語力を一定レベル(最低でもTOEIC800前後)持っておいて損はないと思います。
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