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英語が話せない本当の理由と解決策【英語が話せるようになる方程式】

英語

あかん、英語出てこーへん。腹立つ

私は昔々の大学時代に2年間休学しました。

1年はバングラディシュやミャンマー、マレーシアなどを放浪して暮らしました。もう1年はインドの現地企業で1年働きました。

インドの現地企業からは最低でもTOIEC700点以上を取得するよう要求されたので3カ月くらい英語学習に取り組み、TOEIC700点を取得した上でインドに渡りました。

インドの現地企業で働き始めました。

うわっTOEIC全然役立たねー

率直にそう思ってしまいました。インド人の同僚とやり取りをする段階になって英語を書いたり、話そうと思っても、英語が出てこない。出てこなすぎてイライラする。

TOEIC990点の満点でも話せない人がいるっていうのはよく聞く話ですし、TOEIC700点だと尚のことだったのでしょう。

なお私はTOEIC自体の価値を否定しているわけではないです。TOEICは文法や語彙など基礎知識の定着度合いはしっかり計測されるテストだと考えています。

しかし、インプットした文法や語彙はアウトプットに使えるようアウトプット向けのトレーニングをしければならないです。アウトプット向けのトレーニングをしないと一向に話せるようにはならないことを私はこれまでの英語学習で痛感しました。

今回は英語が話せず苦しんだ私自身の体験談、英語が話せないことで感じた圧倒的なデメリット、英語を勉強してるのに話せない理由、じゃあどうすりゃ話せるようになるのかについて書きます。

英語が話せないイライラ、なんとも悔しい経験

冒頭で書いたように私は大学生だった時にインドの現地企業で働かせてもらった経験があります。

インドの現地企業からはインド渡航前にTOIEC700点以上を取得するよう要求されたので3カ月くらい英語学習に取り組み、TOEIC700点以上を取得した上でインドに渡りました(10年近く前なので正確なスコアは忘れてしまいましたが最低でも700点は取得しました)

その企業での業務内容はインドに進出している日系企業への営業、カスタマーサポート、インド人スタッフへのレンタカー、サービスアパートメントの手配の指示などが含まれていました。

このインド企業では以下の様なビデオに無理やり出演させられた苦い思い出があります。着させられた服が怪しすぎた。さすがインドだなと思いました。

もちろんインド人同僚、スタッフとは英語で話さなければならなかったのですが、とにかくすぐには英語が出てこなかったです。イライラしましたね。

またインドの現地ではブラジル、エジプト、メキシコ、ドイツ、ロシア、ウクライナ、中国など色んな国の人が宿泊しているシェアアパートに住んでいました。人生ではじめてそういう国際的な環境に身を置くことになりました。

共通言語は「英語」です。みんな英語を当たり前のように話していました。英語がほとんど話せかったのは日本人の私くらいだったと思います。みんなが盛り上がってる中で何を話しているのか分からないこともあったりでつらかったですね。

一度同じアパートに住んでるメキシコ人の女の子に「Do you have salt?」と聞かれたことがあったのですが、聞き取れず何度も聞き返したことを今も覚えています。

彼らとはインド最北端のカシミールや最南端のカニヤ・クマリ、チベット亡命政府があるダラムサラなどいろんな場所に旅行に行きました。

ダラムサラ

行動を共にしていると自然と仲良くなります。みんな20歳前後で若いので色恋沙汰もたくさん起きました。ある日、部屋に入ろうとすると鍵が掛かっており中から何やら「ギシギシ」という音が聞こえてくるなんてこともありましたね。

英語が話せないデメリット

そんな環境に身を置いたことで初めて英語がユニバーサルな言語として利用されていることを身に沁みて知ったんですね

もちろん「英語がユニバーサルな言語である」のは知識としては知っていました。しかし、知識として知っているのと実際に体感するのとでは雲泥の差があります。

それで英語が話せないデメリットとは一言で言うと”機会損失”だなと身をもって知ったんですね。たとえば私は英語ができないゆえに前述した色恋沙汰の輪にはなかなか加われなかったです笑

思うんですが将来のパートナー探しにしても日本国内に絞る必要もないですよね。英語ができればかなりの国の潜在的パートナーにアプローチできます。言い方はアレですが機会を拡大することができます。しかし英語ができなければ、その機会を失います。日本語を話せる相手のみが対象になってしまいます。

ビジネスにしてもやっぱり英語を話せることによるメリットは大きいですよね。

以前、私がインドに住んでいた経験を知っていた編集者からこんな依頼をもらいました。

編集者
編集者

ちょっとさ。このロボットメーカーの社長に取材したいんだけど自分は英語できなくてさ。取材手伝ってくれない?ビデオ電話で20分くらいでいいからさ。

ネイティブ相手の取材はかなりきつかったものの事前に準備していたので取材をやり遂げることはできました。
この取材をきっかけにもっとハイレベルなアウトプットをできるようにならなければと思い英語コーチングスクールを受講することにしたんですよね。

「英語×○○」というポジションはうまみがあると思います。

たとえば「英語ができる編集者」とか相当希少性あると思いますね。英語圏の識者に直接インタビューしたり活躍の場は広がるでしょう。

一方で英語ができないとそういったチャンスを逃してしまいます。改めて言うまでもなくビジネス環境がグローバルなものになってきているわけで、そこにおいて英語の重要性が増しているのは自明でしょう。

英語を勉強してるのに、英語が話せない理由とは?TOEIC満点でも英語が話せない人がいるワケ

英語を勉強してるのになかなか話せるようにならない

こういう悩みを抱えている人は多いと思います。実はTOEIC990点の満点でも話せない人もたくさんいます。

私自身、同じ状況でした。もっと英語を話せるようになりたい!と一念発起し、英語コーチングスクールのストレイルを受講することにしました。

結果として、3カ月の学習で海外赴任するのに足る英語力まで高めれました。とはいえまだまだなのでVersantスコア60点取得を目指し引き続き勉強してます。

8月17日10月2日11月7日
総合384346
文章構造424848
語彙力484953
流暢さ314044
発音333540
Versantとは

英Pearson社が開発し、日本では日本経済新聞社が提供している英語テストのこと。

TOEICがリスニングやリーディングの能力を計測するのに力点を置いているのに対し、Versantは実戦的な「英語で受け答えする能力」を計測するのに力点を置いているテストです。

Versantのスコア幅は20~80点で、35点で片言でしゃべれるレベル、30点台後半で日常生活で困らないレベル、47点が海外赴任できるレベル、50点で英語圏で仕事ができるレベル、58点でネイティブと対等に議論できるレベル。

日本人のVersant受験者の分布は以下のグラフの様な感じです。

なおVersant受験者のTOEIC申告点数は平均「796点」です。つまり既に英語学習を割とやってきたであろう人が受けてるテストなわけです。それでもVersant日本人受験者の平均スコアが38点です。割とレベルの高いテストだと言えます。

英語コーチングスクールのストレイルを受講し講師から指導を受ける中で英語が話せない理由は大きく分けて以下の3つにある事を知りました。

①インプットが実際は全く足りていないから
②アウトプットのためのトレーニングが全く足りていないから
③英語を聞き取るための発音学習を疎かにしているから

①インプットが実際は全く足りていないから

英語が話せない理由1つ目はそもそも文法や語彙などのインプットが全然足りていなかったんですよね。ないものを出そうとしても出てこないですよね。



アウトプットできる内容はインプットした知識の一部です。インプットに厚みがないとアウトプットしようにもアウトプットできません

私はオンライン英会話だけひたすらやっていた時期がありました。そのおかげで英語に慣れて英語を好きになることはできました。ただしすぐ頭打ちしました。本当にベーシックな会話しかできなかったのです。

まずは”しっかり”英文法と語彙をインプットする必要があったんです。自分ではしっかり勉強していると思っていてもその実、インプットが全然足りていなかったのです。

たとえば以下の英単語の発音を聞いて日本語の意味がパッと瞬時に思い浮かぶか。

キクタンアプリ

パッと意味が出てこないのであればそれはつまり身についていないのと同じ事と言えます。パッと意味が出てこない単語は会話の中で理解できないですし、まして自分で使うことはできません。

あと、英文法にしても実は全然身についていなかったことが分かりました。たとえば中学レベルで習う現在完了にしても十分に使いこなせるようにはなっていなかったのです。

分かっていても使えるようになっていない英文法、単語は実は凄く多いんですよね。

インプットが不十分な状態でいくらアウトプット練習をしても出川イングリッシュの域を超えることができません。

ちなみに出川イングリッシュそのものが悪いとは思いません。

個人的にはどれだけ間違っていても堂々と英語を話しコミュニケーションを取ろうとしている出川さんの姿勢は素敵だしマジで凄いと思う。笑いも取れてるし。見習いたい。インプットをやり込めば出川さんは大化けするでしょう。

②アウトプットのためのトレーニングが全く足りていないから

TOEIC990点取っていても英語を話せないというのは良く言われている話ですよね。

TOEICは読む、聞くの英語の処理能力が見られているテストですが書く話すの英語のアウトプット能力を求められるテストではないです。それゆえTOEICで満点を取っても英語を話せない人がいるわけです。

アウトプットするにはアウトプットのためのトレーニングも必要になってきます。料理に例えると分かりやすいです。以下2人のどちらが料理がうまくなるでしょうか。

Aさん:一流シェフの料理レシピを完全に記憶している
Bさん:一流シェアの料理のレシピを真似し実際に毎日料理をしている

料理が上手くなるのはほぼ100%の確率でBさんですよね。実際にアウトプットのための練習をしているからアウトプットも上手くなっていくわけです。

英語学習も同様でしょう。名著「英語のハノン」の著者である横山雅彦先生も

・受動的知識(ただ知っているだけの知識)

・能動的知識(実際に口頭で運用できる知識)

には大きな隔たりがあると仰っています。

TOEIC満点の人でも英語を話せないケースは多々あります。その原因はインプットした知識が実際に”使える”知識になっていないからです。インプットした知識を会話で”使える”ようにするにはアウトプット向けのトレーニングが必要になってきます。

インプットした知識を実際に使えるようにするには「瞬間英作文シリーズ」だったり「英語のハノン」 だったりアウトプット向けのトレーニングをすることが必須です。

ちなみに私は上記の2冊両方やりました。どちらも凄く良い本でしたが、どちらか一つをおすすめするなら 「英語のハノン」がおすすめです。各本のレビューを書いていますので参考にしていただければ幸いです。

③英語を聞き取るための発音学習を疎かにしているから

英会話と言うと、話す方向にのみフォーカスが向きがちですが”聞く”のも重要です。

むしろ聞く力を先に高めるのが先決と言えるのではないでしょうか。なぜなら聞き取れないことにはそもそも会話が成立しないですから。何度も何度も聞き返すのは出川さんレベルの度胸がないと普通は無理です。

ネイティブの英語が聞き取りづらいのは皆さん同意してもらえると思いますが、これは英語特有の音声変化のせいなんですよね。

音声変化とは

①連結
単語同士がつながって発音されること。
take on→テイコン

②同化
隣り合う音に影響を受けて、違う音に変化すること。
get your car→ゲッチュアカー

③脱落
あるべき音が発音されないこと。
cut this→カッディス

④「ら行化」
tやdが母音に挟まれると日本語のら行に近い音になること。
water→ウォーラー

⑤弱形
文で大した意味を持たない”機能語”である人称代名詞、前置詞、be動詞、助動詞などが弱く曖昧な発音になること。
of→ブ

私は英語コーチングスクールのストレイルを受講したことでこの英語の音声変化を叩き込まれました。

ストレイルのシャドーイング教材

音声変化に耳を凝らして毎日1時間近く何度も何度もシャドーイング練習をしました。そのおかげでネイティブの音声を正確に聞き取れるようになりました。

ちなみに「相手の言っていることで聞き取れる単語もあった」レベルだと厳しいかなと。知らない単語以外はほぼ聞き取れる状態にならないと会話にも支障をきたします。

英語を話せない状態を抜け出すためにやるべきこと

英語を話せるようになるためにやることはある程度決まっています。

英語が話せない理由に対してそれぞれ打ち手を講じると良いです。

①インプットが実際は全く足りていないから
→まずは語彙と英文法のインプットに力を入れる

②アウトプットのためのトレーニングが全く足りていないから
→アウトプット向けの学習メニューを行う

③英語を聞き取るための発音学習を疎かにしているから
→英語の音声変化(発音)を聞き取る練習をする

ただ自分1人だと何をどう勉強していったら良いか分からない人も多いでしょう。

ここまで何だか偉そうに記事を書いてきた私もそうでした。自分の英語力が伸びない理由、何が弱点なのかよく分かっていなかったです。どういう学習をして弱点を潰せばいいのかも分からなかったです。まさに暗中模索の状態でした。

そこで、英語コーチングスクールのストレイルで第二言語習得論に沿って学習することにしました。ストレイルを受講した結果、「もっと早く受けておけば良かった」と心の底から思っています。後悔に近い感情です。

独学で闇雲に学習していたころは無茶苦茶非効率だったなと。本当に遠回りしていたのだなと。

軽く説明しておくとストレイルはベネッセグループの運営している英語コーチングに特化したスクールです。

ストレイルは面談時間は1回30分と少ないですが毎回の面談は無茶苦茶濃密。

専門性の高いトレーナー指導の下、確実に成果の出る学習方法で効率的に英語力を伸ばせます

自分1人だと学習法が「正しいやり方」なのかどうかは確認できないです。たとえばシャドーイング1つ取っても自分1人だと間違ったやり方になりやすいです。

ストレイルでは専門性の高いトレーナーが的確なフィードバックをくれ正しい効果の出る学習法で学べます。

なぜストレイルが良いか具体的に知りたい人は以下の受講記録を読んでもらえれば。

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