英語苦手というか嫌いでした。
時を遡ると中学から英語嫌いでした。
自分は日本の歴史マニアだったのも高じて(?)「日本人たるもの英語なんて要らん!」と思ってましたね。日本の幕末に生まれてたら攘夷してたでしょうw
高校受験の際も英語が飛びぬけて点数が悪く、足を引っ張っていました。
ただ、そこから時が流れ大学受験に向けて、代ゼミの仲本浩喜先生の授業(オンライン)で勉強することになりました。
英語が好きと言うか、仲本先生が面白かったのでゲーム感覚で英語の勉強に打ち込みました。
ただし大学入学してからはまた英語に対する興味はなくなりました。大学を2年間休学した際にインドの現地企業で働くことにしましたが、渡航前にTOEIC700点以上の取得を求められたのでその際に嫌々TOEICを受けました。それはそれは苦痛でした。
こんな感じでさらに時が流れアラサーになるまで英語はずっと嫌いでした。
しかしながらアラサーになってやっと英語好きになりました。今は1日のうちで英語に触れてる時間が凄く長くなってます。
昔: 日本語99.9%%英語0.01%
↓
今: 日本語70%英語30%
英語に触れるのを義務にしてるのでもなく、英語でYouTube動画を漁って見まくったりポットキャストを聞きまくってます。純粋にそうするのが楽しいからです。
英語に限らずなんでもそうだと思うんですが「楽しいと感じられる」のは物事を継続させ、ひいては上達を大きく左右します。努力してるっていう感覚でやってると物事は続かないですよね。
努力して英語を勉強してるのではなく英語をやるのが好きだから、やるのが当たり前な状態になったからずっとやり続けることができるわけです。結果、急速に上達します。
英語が苦手な理由3つ【実体験】
英語が苦手になってしまう理由は以下3つあります。私の実体験ですが皆さんにも当てはまるかもしれません。
①英語を”勉強”と捉えすぎてるから
②そもそも語彙が少なすぎるから
③アウトプットするための正しいトレーニングができていないから
①英語を”勉強”と捉えるから
やることを強制されると人間ってそれを嫌いになるもんです。
これは心理学では「心理的リアクタンス」と呼ばれています。私も良くこんな状態になることがあります。やれって言われたらやりたくなくなるんですよねw
人は本来的に自分の行動や選択を自分で決めたいという欲求を持っています。ただし、それを他人から強制されると反発してやりたくなくなります。
英語の勉強をやらされるのは苦痛でしかないです。大学受験で英語をやらされた人の多くは「英語=勉強=だるい」という嫌なネガティブイメージがついていることと思います。
英語を勉強と思ってやるのではなく好きでやってる「英語=好き」状態を作り上げるのが重要です。その方法については後で述べます。
②そもそも語彙が少なすぎるから
語彙力も文法もグダグダなインプットが全然できていない状態で話したりアウトプットしようとしても「俺、全然話せねーわ」と無力感しか感じないです。
「俺、全然話せねーわ」という感覚を味わい続けると自信を失って英語を嫌いになってしまうのです。
ただ話せないのは当たり前のことで、そもそもインプットが全然足りていないんですよね。
会話で使える、口から出てくるアウトプットできる内容はインプットした知識の一部にすぎません。だからこそ、そもそものインプットが大量にないことにはアウトプットもできないのです。
あと話すだけではなく英語を聞き取るにも語彙力が必要です。単語の意味が分かっていないことには聞き取りようがないし、会話が成立しません。
③アウトプットするための正しいトレーニングができていないから
TOEIC満点を取っているような人でもアウトプットするためのトレーニングが不足しているゆえに話せない人がいます。インプットだけできていてもアウトプットできるようにはなりません。
アウトプットするにはアウトプット向けのトレーニングが必要だからです。
これに関連して分かりやすい例を出しましょう。
以下質問です。
ある料理のレシピがあります。
①10日間かけてレシピを一文字一句逃さず完全に暗記した人
②レシピをちらっと見た後、10日間かけて実際に繰り返し調理した人
どちらが料理がうまくなっているでしょうか。
後者ですよね。
なぜ後者の人がうまくなったのかというとアウトプットのトレーニングをしていたからです。
英語が苦手なのを克服できた3つの方法【実体験】
英語が苦手になってしまう理由は3つあると述べましたが、その理由を1つ1つ潰すことで苦手は克服可能です。
①英語を”勉強”と捉えすぎてるから
→「英語=美女=好き」な状態を作り上げる
②そもそも語彙が少なすぎるから
→キクタンを使って語彙力を上げる
③アウトプットするための正しいトレーニングができていないから
→アウトプット向けの文法トレーニングをする
①「英語=美女=好き」な状態を作り上げる
私はオンライン英会話で東欧や中南米の美人講師のレッスンを受けるようにしていました。やっぱり美人と話すのは楽しい。これは間違いないです。
不純な動機で始めたオンライン英会話でしたがそのおかげで「英語=楽しい」と脳内で紐づけることができました。
「英語=勉強」ではなく「英語=楽しい」「英語=ワクワクする」「英語=新たな発見できる」みたいな感じで紐づけていくのが重要だと思いますね。
あとは言語交換アプリの「Hello Talk」もおすすめです。いろんな国の人とコミュニケーションを取りながら英語に触れる機会を増やすことができます。
マッチングアプリとは異なり積極的に向こうから話しかけてきてくれるので会話が成立しますよ。
あとは興味のある分野のYouTube動画を英語で探して毎日聞く習慣を持つのも良いですね。
自分も好きなチャンネルを何個か登録してます。
下の子はロシア生まれロシア育ちの女の子です。元々、英語嫌いだったらしいですが今ではネイティブ級の英語を身につけたそうでそのノウハウを教えてくれます。
YouTube動画で興味のあるスキルを勉強するのもおすすめです。私は最近はデザインを勉強してます。英語圏の動画は有料級のクオリティの高い物が多いのでコスパ最強。
②キクタンを使って語彙力を上げる
インプットでは語彙力を先に上げてしまうのが効率が良いです。前述したようにインプットした知識があって初めてアウトプットできますから。
語彙力を上げるにはキクタンアプリが有用でした。キクタンTOEIC600、800、990が全部入って1800円で神コスパです。
さらにキクタンでは発音も再生できるんですね。キクタンで語彙力を仕上げるとYouTube動画も無茶苦茶聞き取れるようになります。
騙されたと思ってやってみてください。私自身びっくりしたのですがキクタンTOEIC600を仕上げるだけでも相当効果がでました。
ただし”しっかり”仕上げるのが超大事です。
どのような状態が”しっかり”仕上がった状態か。キクタンで英単語が発音されると同時に”瞬時に”その意味を答えられる状態です。
ちなみに私の場合は簡単なはずのキクタン600ですら仕上げるのに1カ月もかかりました。
ただ繰り返しますが、キクタン600の単語を仕上げた状態になると劇的な変化が起きました。
YouTubeの動画のネイティブの英語をクリアに聞き取れるようになったのです。ネイティブの会話の8割くらいはキクタン600くらいの単語でほぼカバーできるでしょう。
③アウトプット向けの文法トレーニングをする
語彙力を上げると同時にアウトプット向けの文法トレーニングをします。
「英語のハノン 初級」もしくは「瞬間英作文シリーズ」がおすすめです。ちなみに私はこの2つの本を両方使用しましたが「英語のハノン 初級」の方が良いと思いました。
文法はただ知っていてもあまり意味がないです。TOEICを満点取っている人でも話せない人はたくさんいます。
TOEICハイスコアの人は文法を知識としては知っているんですよね。でもただ知っているだけなのと実際に口に出して使えるのとでは大きな違いがあります。
いちいち文法をどう使えばよいか考えて話していたら会話は成立しませんよね。だから文法は無意識に使える様に自動化する必要があります。
喩えを出します。私は趣味でサルサダンスを踊ります。サルサダンスを一曲踊り切るまではいくつものステップを使います。
サルサダンスはこんな感じのダンスです。この人はプロダンサーですが複数のステップ(動き)を組み合わせて踊っています。
サルサダンスを習い始めた最初は「こんな感じで手を上げてこうやって・・・」みたいに頭で考えてステップを覚えます。
ただし、ステップをいちいち頭で考えていてはいつまで経っても踊れるようになりません。ステップは頭で考えなくても良いくらいに自動化できるまで何度も何度も繰り返し使う必要があったんですね。
英語も同じで英文法を何度も何度も繰り返し使う中で無意識に使えるまで自動化する必要があります。それが欠けていると話せるようにはなりません。
そこで「英語のハノン 初級」 のようなアウトプット向けの英文法トレーニングのドリルが役立ちます。
英語好きになってから英語力が急速に伸び始めた
私自身は実際に英語好きになってから一気に英語力が伸び始めました。しかも、それはつい最近なんですよ。
以下は英語スピーキングテストのVersantの結果です。
8月17日 | 10月2日 | 11月7日 | |
---|---|---|---|
総合 | 38 | 43 | 46 |
文章構造 | 42 | 48 | 48 |
語彙力 | 48 | 49 | 53 |
流暢さ | 31 | 40 | 44 |
発音 | 33 | 35 | 40 |
英Pearson社が開発し、日本では日本経済新聞社が提供している英語テストのこと。
TOEICがリスニングやリーディングの能力を計測するのに力点を置いているのに対し、Versantは実戦的な「英語で受け答えする能力」を計測するのに力点を置いているテストです。
Versantのスコア幅は20~80点で、35点で片言でしゃべれるレベル、30点台後半で日常生活で困らないレベル、47点が海外赴任できるレベル、50点で英語圏で仕事ができるレベル、58点でネイティブと対等に議論できるレベル。
日本人のVersant受験者の分布は以下のグラフの様な感じです。
なおVersant受験者のTOEIC申告点数は”平均”で「796点」です。つまり既に英語学習を割とやってきたであろう人が受けてるテストです。そのVersant日本人受験者の平均スコアが38点です。現状ではレベルが高めなテストと言えるでしょう。
ただし、私の場合は自分1人だとそもそも学習にコミットできなかったので自分を英語学習にコミットさせるために英語コーチングスクールを受講しました。
それで語彙力、文法、発音を攻略することで「自分でも英語うまくなるんだ」と成長してる実感を持てました。アウトプットのための下地も整えることができました。
さらに英語が好きになったので英語で動画を見たり聞いたりしてインプットの量を増やし、言語交換アプリの「Hello Talk」で知り合った外国人と毎日チャットして自然とアウトプットの機会を持ち、英語上達の好循環を生み出せています。
英語学習にコミットするために他人の助けを借りるのも手です
英語コーチングスクールとは簡単に言うと英語のパーソナルジムです。英語学習にコミットしたい人におすすめします。
ストレイル | イングリッシュカンパニー | プログリット | |
---|---|---|---|
料金(税込) | 28万500円/3か月 | 54万4500円/3か月 | 38万600円/2か月 54万4500円 /3か月 |
入会金 | 5万5000円 | 5万5000円 | 5万5000円 |
講師の専門性 | ★★★★★ | ★★★★★ | ★★★★ |
講師のコミット度 | ★★★★ | ★★★★ | ★★★★★ |
面談回数 | 週1回30分 | 週2回90分 | 週1回60~90分 |
学習サポート | 日々の進捗管理 | 日々の進捗管理 | 日々の進捗管理 シャドーイング添削 |
1日の必要学習時間 | 1.5時間~2時間 ※人によって違ってくる | 1.5時間~2時間 ※人によって違ってくる | 3時間 |
教室場所 | 新宿、銀座、梅田 | 恵比寿、神田、銀座、品川、新宿、有楽町、有楽町第2、池袋、六本木、横浜、大宮、梅田、四条烏丸、神戸 | 有楽町、新宿センタービル、渋谷、神田秋葉原、池袋、六本木、横浜、名古屋、阪急梅田、西梅田 |
営業時間 | 平日10:00~22:00 土日祝日9:30~22:00 | 平日10:00~22:00 土日祝日9:30~22:00 | 平日13:00~21:00 土日9:00~19:00 祝日 休み |
どれを選べば良いか迷っている人はストレイルを選んでおけば間違いないです。コスパ最強ですし実際に英語力が伸びます。
面談時間は1回30分と少ないですが毎回の面談は無茶苦茶濃密。
専門性の高いトレーナー指導の下、確実に成果の出る学習方法で効率的に英語力を伸ばせます。
自分1人だと「正しいやり方」なのかどうかは確認できないです。たとえばシャドーイング1つ取っても自分1人だと間違ったやり方になりやすいです。独学は非効率な回り道をしてしまいがちです。
ストレイルであればシャドーイングをしっかり「正しいやり方」でできているか専門性の高いトレーナーが的確なフィードバックをくれ正しいやり方に軌道修正できます。結果、私自身も短期で英語力がグッと伸びました。苦手だったネイティブの英語も聞き取れるようになりました。
なぜ私がここまでストレイルをおすすすめしているのかは以下の受講記録を読んでもらえば理解してもらえるはずです。
STRAIL(ストレイル)受講記録①初回面談で度肝抜かれた
STRAIL(ストレイル)受講記録②1~7日目、トレーナーさんにちょっと怒られた(=、=`)
STRAIL(ストレイル)受講記録③7~21日目、うぉおお、発音の改善度合いがパネぇぜ
再度まとめておきますね。おすすめのスクールは以下です。参考にしてください。
1位 ストレイル33万5500円/3か月
→ 講師の英語力分析が半端ない。アドバイスに従ってしっかり学習メニューをこなせばほぼ確実に英語力は大幅に向上します。料金も安めでコスパ最強です!
2位 イングリッシュカンパニー59万9500円/3か月
→ ストレイルの姉妹サービスです。同様に講師の英語力分析が半端ない。料金はストレイルよりも高いですがその分サポートが手厚く週2回1回90分のマンツーマンレッスンつき。
3位 プログリット59万9500円/3か月
→こちらの生活全体に入り込んで英語学習の習慣形成をサポートしてくれる。英語学習の習慣が根付いたのはプログリットのおかげです!シェアする
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