昨日、プログリット受講開始後3回目のコンサルタントとの面談に行ってきた。
時の流れは速いものでプログリット受講開始してから3週間、つまり21日が経過した。
この3週間は大学受験ぶりに勉強に熱中できた。この熱中できてる感覚が大変心地よい。
今回はプログリットを受講して3週間の途中経過についてシェアしようと思う。
現在は既にプログリット卒業済み。以下では時系列で体験談をまとめている。
>プログリットの無料カウンセリングに参加した感想
>プログリット受講記録①初回面談に参加した感想
>プログリット受講記録②1週間目~英語学習が生活に溶け込み始めた
>プログリット受講記録③8~21日目ー大学受験ぶりに勉強に熱中できてる感覚が心地よい
>プログリット受講記録④22~42日目、リスニング力の飛躍的な向上を実感
>プログリット受講記録⑤43日~57目、2度寝癖の悩みをコンサルタントに打ち明けた話
>プログリット受講記録⑥58日~卒業、英語力の向上を強く実感。新たな船出
大学受験以来に勉強に熱中できている
10年近くまともに何かを必死で勉強したことがなかった
私は大学を卒業して10年近くまともに何かを勉強したことなかった。卒業以来、私は長らく海外放浪をしており、移動生活ではなかなか腰を据えて勉強するモードになれなかった。
中南米に滞在していたので現地の友人らと交流するうちにスペイン語はそこそこできるようになってはいたものの英語は全くの手つかず状態だった。
事業を運営するようになってからはこれまた超絶忙しくなり十分な時間が取れなくなった。
もちろん、何かを一定期間一心不乱に勉強したいという欲求は常にあった。その中でも英語学習には早急に着手しなければとずっと思っていた。
私は仕事で定期的に英語圏の経営者に取材をする機会があったのだが、自分の英語力不足を痛感していた。また、将来的には英語圏向けに動画を発信して商売もやってみたいなと思っていた。
英語学習したいけどできなかった自分
そう思っていたものの、目の前の仕事、雑事に追い回されて英語学習の時間を作れなかったのだ。
いや嘘。
実は時間はたくさんあった。今振り返ると学習に捻出できる時間は確実に時間はあった。
私の1日の活動を細分化すると以下の様な内容となっていた。
・仕事
・筋トレ
・読書
・ネットサーフィン
・Netflix
・YouTube観る
・何となくスマホ触る
・Twitter見る
この中で英語学習と入れ替えることができるものはたくさんあった。
時間がないというのは単なる言い訳だったのだ。時間がないのではなく「変化したくなかった」というのが適切だろう。
やはり人間にとっては今日と同じ明日が続く現状維持が一番楽である。英語力が不足していようと差し当たって大きな問題は今のところはないしルーティンを変えたくなかったのだ。
しかし、長期で見るとやはり英語は身につけておきたいスキルであることは確かだった。
プログリット受講で1日3時間の学習時間を捻出できるようになった
つまるところ、私には何か英語学習に打ち込むための最初の一歩を踏み出すきっかけが必要だったのだ。そういうわけで「きっかけ作り」という気持ちで、えいやっという感じでプログリットを受講することにした。
そうしてプログリットを受講し3週間経った現在どうなったか。
ふと気づけば朝起きたらシャドーイングを開始するようになった。電車で移動するなど隙間時間はひたすら単語帳をめくってる。
1日あたり3時間学習に打ち込めるようになった自分がちょっとうれしかったりする。
プログリットでは学習管理アプリを使って何時に何をするのか超具体的な学習計画を立てる。
たとえば8月5日木曜日は
8時~シャドーイング1時間
13時~ラダーシリーズ30分
16時~キクタン30分
みたいに学習計画を事前に立てる。これを1週間分先にやってしまうのだ。
学習すべきことが既に決まっているのであとは実行するだけだ。迷いなく学習に打ち込める。
また学習開始前にはこの学習管理アプリで開始ボタンを押さなければならない。これによって学習記録がつくのだ。
学習管理アプリを通じてこちらの学習記録はコンサルタントに筒抜けになっている。もし学習記録をつけていない場合はコンサルタントから連絡がすぐ来るのでサボるにサボれない。
ひたすらインプットに取り組んだ3週間
プログリットではインプットが9割
ひたすらインプットに取り組んだ3週間だった。
この3週間は以下の学習メニューに取り組んだ。
(単語)キクタン800を30分
(音声知覚)Japan Timesでシャドーイング60分
(意味理解)TOEIC L&R TEST読解読特急2で多読30分
(概念化)オンライン英会話を30分
(文章化)瞬間英作文を30分
プログリットではアウトプットよりも明らかにインプットの比重が多い。
基本的には学習時間のうち90%近くは単語や文法のインプット、英語特有の発音を学ぶためのシャドーイングに充てることになる。アウトプットは週3回のオンライン英会話のみである。
キクタンはまず英→日でやっていった。英語を見て日本語の意味がすぐに出てくる状態を目指す。このキクタンは3週間で3分の2を完了させた。
単語数で見ると900単語近くを覚えた。ぶっちゃけ1日30分だけだと消化できない。電車に乗る、仕事の休憩など隙さえあればキクタンをめくって暗記に勤めた。
コンサルタントさんとの週1回の面談においてキクタン単語の定着度を確認するテストがあるため手を抜けない。必死こいて勉強するほかなかった。
※なおキクタンは英→日だけではない。英→日が一通り終わったら次は日→英でやっていく。つまり日本語の意味を見てすぐ英語が出てくる状態を目指すことになる。
瞬間英作文も関門であった。瞬間英作文はパート1(中学1年)、パート2(中学2年)、パート3(中学3年)の3パートで構成されている。
3週目でこのパート2まで終わらせる予定であったが、このパート2が意外と難しかった。コンサルタントさんに聞いたがこの瞬間英作文で最も難しいパートはパート2らしい。
とくに最上級の副詞や現在完了の継続、完了、経験の3つの用法などは完全に忘れていたので再度インプットし直す必要があった。
言っておくが瞬間英作文の文法はすべて中学レベルの英文法である。大学受験よりは難易度は明らかに低いはずなのだ。でも難しかった。
知識として文法を知っているものの全く使えるようにはなっていないことを痛感させられた。
基礎を徹底的に「使えるように」インプットすることの重要性を認識させられた次第だ。
インプットでの定着度はしっかり確認されるので手を抜けない
なお瞬間英作文もキクタンと同様に週1回のコンサルタントさんとの面談において定着度を確認するテストがある。
コンサルタントさんが日本語を読むとすぐ瞬時に英語に訳なさければならない。私は文法的には間違いはなかったもの訳すスピードが遅かったためパート2はやり直しとなってしまった。
そこでコンサルタントさんからアドバイスをもらった。
文法の正確さは素晴らしかったです。一方で気になった点があります。それが英語が出てくるのが遅く、瞬発力に欠ける点です。
瞬発力を上げる必要がありますが、そのためには日本語の文章を文章としてではなくイメージとして受け止めることを意識しましょう。それでそのイメージをそのまま英語として出す感じ瞬間英作に取り組みましょう。
たとえば私の家族の中では母親が一番早起きです。という文があったとします。これを日本語ではなくイメージとして捉えてそのままMy mother gets up earliest in my familyと英語に出すことを意識しましょう。
これですぐに瞬発力が上がるわけではないのですがこれを意識しながら瞬間英作文の練習を積み重ねると徐々に瞬発力が上がります。
あとは主語を出すまでに時間がかかっている傾向がありました。なのでまずはS(主語)とV(動詞)を早く出すことを意識しましょう。
S(主語)とV(動詞) をセットで言えるようにしてチャンクを減らしていくことでもっと早く言えるようになります。
日本語の語順は主語 (S)+目的語 (O)+動詞 (V)という語順だ。たとえば「私は英語を学びます」という並びである。
一方で英語の語順は主語 (S)+動詞 (V)+ 目的語 (O) である。たとえば「I study English.」である。
英語の語順で話す英語回路を形成するためにもコンサルタントさんから指摘されたSとVを即座に出すことを意識して瞬間英作文をする。
流暢さを増すうえではS(主語)とV(動詞)を早く出すことを自動化できるまで意識するのがとりわけ重要というわけだ。
担当してくれてるコンサルタントさんは18歳まで米国に住んでいた帰国子女だが、英語話者の会話の際の思考回路として主語と動詞を早めに出す形で会話をしてるとの説明もあったので至極納得であった。
日本語と英語の言語の性質の違いを理解しながら英語学習をすると学びが多いと感じる。
大量のインプットと少量のアウトプットの第二言語習得論のセオリー通りに学習することの重要性
第二言語習得論(SLA:Second Language Acquisition)という「人間が母語以外の言語を習得するプロセスについての科学的な研究」においては「大量のインプットと少量のアウトプット」 の重要性が唱えられている。
私自身がキクタンや瞬間英作文、シャドーイングををやっていると痛感したことだが”本質的なインプット”が全然足りていなかったということだ。
私は大学受験のために英文法や単語など英語をみっちり勉強し英語は十分にインプットした気になっていた。
しかしながら実際は最上級の副詞や現在完了の継続、完了、経験の3つの用法など基礎的な英文法ですら身についておらず、全く使えるようになっていなかった。
プログリットを受講して本当の意味でのインプットの重要性に目覚め、取り組むようになった。
英語力向上の実感はまだ湧いていない、しかし確実に積み重なっているものがあるという実感はある
3週間ではまだまだ英語力が向上している実感は感じられていない
率直に言うとまだプログリットでの英語学習を開始して3週間なので英語力が抜群に向上しているという実感はない。これは当たり前かもしれないが。
プログリットの学習メニューでは週3回のオンライン英会話が課されているので英会話してみても、まだまだすらすら英語が出てくるわけでもなく流暢性は低いと感じる。
しかし、リスニング力の向上と語彙力の増加は実感できている
間違いなく能力の向上が実感できているのがリスニング力である。プログリットではシャドーイングを毎日1時間やりさらにそのシャドーイングの音声を録音してコンサルタントに提出する。すると音声に対してコンサルタントからフィードバックをもらえる。
シャドーイングを通して英語特有の発音に”脳”が慣れてきているのだろう。実際、TOEICのリスニングパートを聞いてみると滅茶苦茶スローに聞こえるようになっている。
英語特有の音声変化に慣れることによって脳が音の聞き取りにリソースを割く必要がなくなり、内容の理解にリソースを避けるようになっている。実際、以下のTOEICリスニング問題は全問正解できた。
プログリットでのシャドーイングについてはこちらの記事「プログリットでシャドーイングやった効果を現役受講生が語ります」に書いている。
またキクタンをやり込んでいる甲斐もあって語彙力に関しても間違いなく増強されて行っている。
TOEIC L&R TEST読解読特急2での多読30分が毎日課されるがこのテキストで分からない単語はかなり少ない。キクタンのおかげだと思う。
学習習慣を作る癖がつけば、これはかなりの財産になりそう
プログリットではコンサルタントの力を借りて英語学習の学習習慣がついた。1日3時間の学習時間を捻出できている。
繰り返すが大学卒業して社会人になって以来の自分の人生史上の快挙である。大袈裟だがマジでそう思う。
間違いなくプログリットで得た学習習慣が大きな財産になりそうだと感じてはいる。プログリット受講後は英語学習の比重は減らし以前より学びたいと思っていた別のスキルを本格的に学ぼうと思っている。学習習慣ができたので問題なく着手できるだろう。
私は受講にさいして複数の英語コーチングスクールを比較したのだけどプログリットはこの習慣形成については他より抜き出てると思う。
【百聞は一見に如かず】無料カウンセリングのすすめ
百聞は一見に如かず。
プログリットの無料カウンセリングではコンサルタントに自分の英語力の分析並びに学習習慣形成へのアドバイスなどもしてもらえる。英語学習に取り組めず悩んでいる方は受講するのもアリだと思う。
プログリットに入会するにせよしないにせよ参考にできる点は多いはずだ。参加して損なしである。
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