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英語ができない理由、英語学習には結果が出ない失敗パターンがある

英語

「俺アホなのかな」

長年なんで自分は英語が一向にできるようにならないのか悶々と悩んでいました。

独学で英語を上達させるにはどうすればいいのだろうかと考え、いろんな記事や本も読み漁りましたね。
それらの著者は英語圏への留学経験者だったり英語圏に住んでる方の発信が多かったです。皆さん華々しい経歴です。

貴重な情報を発信されてる方には感謝な一方で自分にはあんまり参考にならないなと感じました。学習環境が彼らと私とでは違いすぎたからです。彼らは英語圏で生活し英語を上達させたわけですが私は日本にいるんですよ。

英語圏に留学すれば英語が上手くなるのは割と普通だと思うんですね。だって英語ができないと日常生活でも不便なので必死になりますよね。 英語圏にいると英語を学習するインセンティブ(動機)もたっぷりあるわけですよ。

あと生活する中で接する全ての情報が英語なので普通に生活してるだけでもある程度、英語力は伸びるでしょう。
置かれてる学習環境が違うゆえ彼らの学習方法を私がそのまんま実践してもあまり再現性はないなと思いました。

純ジャパの私は英語力を上げるために異なる戦略を取る必要があったんです。

戦略を立てるにはまずは現状分析が重要で、そもそもなぜ自分は英語をできないのか、一向に英語が上手くならないのかその理由をより解像度高く理解する必要がありました。

そうして突き止めた英語ができない理由に対して打ち手を講じていくことで3カ月で英語テストのVersantスコアを38から46へグッと伸ばすことができました。本記事は特に英語初心者の方に参考になるかと思います(目安はTOEIC900点以下の人)

英語をできない5つの理由

いつまで経っても英語ができない理由は大きく分けて5つありました。

理由①そもそも日本にいると英語を使う必要性がないから
理由②英文法、語彙など知識のインプットがグダグダだから
理由③インプットした知識を”使える”状態にする練習が足りていないから
理由④英語の発音学習を甘くみすぎだから
理由⑤英語は上手くならないと思い込んでしまっているから

理由①そもそも日本にいると英語を使う必要性がないから

これが一番でかいですよね。そもそも日本にいると英語を使う必要性がないんです。

人が必死に行動するのは原則「ガチの必要性に迫られている時」です。

極端な例ですが「英語を話せないとあなたは1カ月後に牢獄行きです」て環境になれば誰もが必死に英語を勉強するでしょう。1カ月後は別人みたいに英語を話せるようになっているでしょう。

ちょっと話が逸れますが、私が仲良くしているギリシャ人の友人でネイティブに近い流暢な英語を話す子がいます。

なぜ彼女がそんなにも英語が流暢になったのかというと「生きていくのに英語が必要だったから」です。ギリシャは2009年に国家の財政が危機的状態に陥りました。失業率も急上昇。ギリシャ国内には仕事がなく若者は海外の大学に進学したり、働きに行くのが割と普通らしいです。

彼女自身も高校卒業後に英語圏の大学へと進学してます。彼女の英語が上手くなったのは英語を使う必要性のある環境にいたからです。彼女の能力が高いわけではないです(こんなことを言ってるのを知られると彼女に怒られるかもですがw)

ここからある1つの示唆を得られます。”英語を何としてでも上達させなければならない環境を作り出す”ことが重要なんです。

その環境を作り出すやり方は何でも良いと思います。たとえばTOEICとかVersantとか英語テストの目標スコアを設定し、その目標スコアを3か月後に達成できなかった場合は家族や友人に10万円を渡す約束をするなど。10万円払うとなると人間やっぱ必死になりますからね。こういった逃げられない環境を意図的に作り出すのは物凄く重要だと思いますね。

この逃げられない環境を構築できた時点でほぼ”勝ち”が確定します。 自力だと難しい場合はこの環境づくりに一定のお金をかけて良いと私は思います。

当初はやらざるをえない環境にいたからやり始めたものの、ある程度上達を実感できるようになると英語が楽しくなってくるんですよね。

実際、私自身も英語コーチングスクールを受講することで意図的に英語学習にコミットしなければならない環境を作ることにしました。

結果として、3カ月の学習だけで海外赴任するのに必要な英語力に高めれました。英語力の変遷は以下です。英語学習が楽しくなり乗ってきたのでVersant60点を目指し引き続き研鑽中です。

8月17日10月2日11月7日
総合384346
文章構造424848
語彙力484953
流暢さ314044
発音333540
Versantとは

英Pearson社が開発し、日本では日本経済新聞社が提供している英語テストのこと。

TOEICがリスニングやリーディングの能力を計測するのに力点を置いているのに対し、Versantは実戦的な「英語で受け答えする能力」を計測するのに力点を置いているテストです。

Versantのスコア幅は20~80点で、35点で片言でしゃべれるレベル、30点台後半で日常生活で困らないレベル、47点が海外赴任できるレベル、50点で英語圏で仕事ができるレベル、58点でネイティブと対等に議論できるレベル

理由②英文法、語彙など知識のインプットがグダグダだから

私は一応、国公立大学を卒業しています。受験勉強に際して英語の勉強も相当しっかりやった方だと思います。センター試験の英語も9割以上取ったことを記憶してます。
でもストレイルを受講して英文法、語彙を学習し直してみて全然インプットが足りていないことを痛感させられました。

たとえば以下の単語などは全然身についてなかったです。単語を見て意味がパッと出てこないのであればそれは身についていないのと同じことです。

キクタンアプリ

語彙力からして全く不足していたのです。

英文法にしても同様で意外とあやふやな英文法は多いです。たとえば関係代名詞のwhichと関係副詞のwhereの使い分けできていなかったり、分かっているようでいて分かっていない英文法は多いです。

インプットがグダグダな状態でいくらアウトプットしてもあまり意味がないんですよね。私自身もずっとダラダラとオンライン英会話だけやっていた時がありますが、その時は英語は全く上達しなかったです。

まずは”しっかり”英文法と語彙をインプットする必要があります。

理由③アウトプットの練習なしにアウトプットできるようにはならないから

大学受験をはじめ日本の英語教育は長文を素早く読む情報処理に重点が置かれていますよね。これはこれで英語を高速で処理する力を培う良さがあると思います。

しかし、英語学習の目的が英会話や発信などのアウトプットなのであればアウトプットの練習をする必要があるでしょう。

アウトプット練習なしでアウトプットできるようにはならないです。

喩えを出しましょう。私は趣味でサルサダンスを習ったことがあります。習っている人にはいろんなタイプの人がいました。

・うまいダンサーの踊りをただ見ているだけの人
・うまいダンサーに声を掛け、動きを教えてもらい真似しようとしている人

後者の人はすぐ上達する傾向が観察できました。失敗してでもアウトプットしようとしているからです。

前者の人はいつまで経っても踊ろうとしない。だから上達しない。上達しないからつまらなくなってやめてしまう。

アウトプットする能力を高めるにはインプットだけしていてもアウトプットの力はつかないです。

英語も同様で英会話などアウトプットの力を高めるにはアウトプットの練習をしていく必要があるのです。

実際、TOEICが満点でも話せない人はいます。その理由はアウトプットのための練習が圧倒的に足りていないからです。

名著「英語のハノン」の著者である横山雅彦先生が受動的知識(ただ知っているだけの知識)と能動的知識(実際に口頭で運用できる知識)には大きな隔たりがあると仰っています。

つまり英文法をただ知っている状態ではなく無意識に使える状態にまで持っていかなければならないのです。

再度サルサダンスの例を出しますが、サルサダンスでも何度も何度も同じステップを練習して無意識にそのステップを踏めるようになってやっと踊れるようになります。

英語も同じで英文法を何度も何度も使ってみて、無意識に使えるようにするための訓練が必要です。

そのためには「英語のハノン」のような文法ドリルが役立ちます。

理由④英語の発音学習を甘くみすぎだから

センター受験などでも一応、英語の発音項目ってありますよね。でも比重は無茶苦茶少ないです。高校で私自身はまともに発音を学習した記憶がないんですよね。

でも実際の会話においては英語の発音学習がいかに重要なのかを痛感させられます。

ネイティブの英語が理解できないのは英語の発音学習を疎かにしてきたからなんですよね。

私が英語コーチングスクールのストレイルを受講し叩き込まれたのは英語の音声変化をきっちり再現することでした。音声変化に耳を凝らして何度も何度もシャドーイング練習をします。

ストレイルのシャドーイング教材
音声変化とは

①連結
単語同士がつながって発音されること。
take on→テイコン

②同化
隣り合う音に影響を受けて、違う音に変化すること。
get your car→ゲッチュアカー

③脱落
あるべき音が発音されないこと。
cut this→カッディス

④「ら行化」
tやdが母音に挟まれると日本語のら行に近い音になること。
water→ウォーラー

⑤弱形
文で大した意味を持たない”機能語”である人称代名詞、前置詞、be動詞、助動詞などが弱く曖昧な発音になること。
of→ブ

英語の音声変化をマスターするのは正直、面倒くさいです。

でもこれをしっかりマスターしない限りは一向にネイティブの英語を聞き取れるようにはならないのです。

理由⑤英語は上手くならないと思い込んでしまっているから

これは私自身がそうだったのですが「自分の英語が上手くなった姿をリアルにイメージできなかった」のが英語ができない大きな理由だったのなと。ある種、メンタルブロックみたいなものがありました。

しかし1カ月ほど英語学習に本気でコミットすると英語の上達を少しずつ実感できるようになってきます。

たとえば私はプログリットで1日3時間、英語学習に取り組みました。それくらいやると語彙力が高まってきているのは明らかに実感できるようになりますしネイティブと話す際の流暢性が上がっていることも実感できるようになります。

おおっ自分でも英語がうまくなるんだな」という実感を得られるとこっちのものです。グイグイ英語学習にのめり込むようになりました。

特に最初は英語学習にコミットするための環境づくりが大切なんですよね。「どうせ英語上手くならないよ。無駄な努力やめちゃいなよ」というネガティブな声が出たとしても途中で辞めれない環境に身を置くのです。

その手段として私は英語コーチングスクールのプログリットストレイルを活用したんですよね。本当に受講して良かったと思っています。

英語ができない理由を1つ1つ潰していくと英語は上達し始める

本記事で英語ができない理由を5つ挙げました。

理由①そもそも日本にいると英語を使う必要性がないから
理由②英文法、語彙など知識のインプットがグダグダだから
理由③インプットした知識を”使える”状態にする練習が足りていないから
理由④英語の発音学習を甘くみすぎだから
理由⑤英語は上手くならないと思い込んでしまっているから

理由が明らかになっているのであとはその理由に対して打ち手を講じていくだけです。

私の場合は自分1人でこの理由を1つ1つ潰していくのは面倒だったので、英語コーチングスクールのプログリットストレイルの助けを借りることにしました。

苦手なことは信頼できるプロに頼るのが手っ取り早いです。

おまけ:おすすめ英語コーチングスクール

先に言っておくと英語コーチングスクールはピンキリです。私は10社以上の英語コーチングスクールの体験レッスンを受講し、そのうえでプログリットとストレイルの2つを受講することにしました。

このうちストレイルはベネッセグループのイングリッシュカンパニーの姉妹サービスになります。イングリッシュカンパニーについてもTwitterで知り合った受講生の方からどんな感じだったか詳しく話は聞いて強くおすすめできるスクールだと思いましたので掲載します。

料金や内容は以下の比較表にまとめました。左からおすすめ順です。

ストレイル イングリッシュカンパニー プログリット
料金(税込)28万500円/3か月 54万4500円/3か月 38万600円/2か月
54万4500円 /3か月
入会金5万5000円 5万5000円 5万5000円
講師の専門性★★★★★ ★★★★★ ★★★★
講師のコミット度★★★★ ★★★★★★★★★
面談回数週1回30分 週2回90分 週1回60~90分
学習サポート日々の進捗管理日々の進捗管理 日々の進捗管理
シャドーイング添削
1日の必要学習時間1.5時間~2時間
※人によって違ってくる
1.5時間~2時間
※人によって違ってくる
3時間
教室場所新宿、銀座、梅田恵比寿、神田、銀座、品川、新宿、有楽町、有楽町第2、池袋、六本木、横浜、大宮、梅田、四条烏丸、神戸有楽町、新宿センタービル、渋谷、神田秋葉原、池袋、六本木、横浜、名古屋、阪急梅田、西梅田
営業時間平日10:00~22:00 
土日祝日9:30~22:00
平日10:00~22:00 
土日祝日9:30~22:00
平日13:00~21:00
土日9:00~19:00
祝日 休み

どれを選べば良いか迷っている人はストレイルを選んでおけば間違いないです。料金は安いですし講師の専門性がピカイチ。マジでコスパ最強です。

面談時間は1回30分と少ないですが毎回の面談は無茶苦茶濃密。専門性の高いトレーナー指導の下、確実に成果の出る学習方法で効率的に英語力を伸ばせます

自分1人だと「正しいやり方」なのかどうかは確認できないです。たとえばシャドーイング1つ取っても自分1人だと間違ったやり方になりやすいです。

ストレイルであればシャドーイングをしっかり「正しいやり方」でできているか専門性の高いトレーナーが的確なフィードバックをくれ正しいやり方に軌道修正できます。結果、短期で英語力がグッと伸びます。

私自身、ストレイル受講してからネイティブの英語もすっごい聞き取れるようになりましたからね。なぜストレイルが良いかは以下の受講記録を読んでもらえば理解できるはずです。

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