もはやこれまで、万策尽きたり・・・
惨敗に次ぐ惨敗
どうしても英語に勝てない。
でも諦めきれない。
こんにちは俺(@kintameman)です。
生誕して以来、「英語の1つもマスターできない俺」がつらかったです。
自分の英語力の糞さに絶望。
ペラペラ英語を話せるYouTubeの彼ら・彼女らは俺と別世界の人なんだろう。
自信を失いかけていました。
そんな時に私はプログリットを受講することにしたんです。
白状するとプログリットを受講してからもすぐ壁にぶち当たりました。
「本当にこの学習法で成果が出るのだろうか?」と疑念が浮かんできたんです。
今回、私がプログリットで使用した教材と学習法について共有します。
筆者プロフィール
俺(@kintameman)です。都内、広告代理店勤務のリーマンです。
2021年8月より、かねてからずっと苦手意識のあった英語の学習に取り組み始めました。当ブログでは英語との悪戦苦闘の記録、出会った教材や学習サービスやその他もろもろについて発信しています。
最近は上達に伴って英語コンプレックスが少しずつ浄化されつつあります(/・ω・)/
<学習履歴>
2021年8月~ 英語学習開始
2022年1月31日 TOEIC900取得
2022年3月時点、プログリットとストレイル(イングリッシュカンパニー)受講済。
プログリットの勉強法はびびるくらい普通でした
”拷問”
ぐぅう
私は勉強をろくにしてこなかった人間なので、すぐプログリットを辞めたくなりました。
プログリットは毎日3時間の学習が課せられ、なかなか負荷が大きいんです。
受講期間中に使った教材・勉強法については以下でした。
勉強項目 | 使用教材 | 時間 |
---|---|---|
単語 | キクタン800とDistinctionで単語暗記 | 毎日30分 |
音声知覚 | Japan Timesでシャドーイング | 毎日60分 |
意味理解 | TOEIC L&R TEST読解読特急2で多読リーディング | 毎日30分 |
概念化 | DMM英会話で英会話レッスン | 週3回/1回30分 |
文章化 | 瞬間英作文トレーニング | 毎日30分 |
もっとシンプルにまとめると以下の内容をやりました。
・単語暗記
・シャドーイング
・多読リーティング
・英会話レッスン
・瞬間英作文
内容に特に新鮮さはないですね。既視感のある内容でした。
あまり新鮮さはなかったですが「”英会話”に必要な能力は着実につけることができた」と思います。
さてここで質問。
英会話に必要な能力って何か。
当然ながら「英語を話す能力」ではないです。
英会話に必要な能力は単語、文法、音声知覚、意味理解、概念化など複合的な要素で構成されています。
プログリットでは英会話における脳の処理プロセスを以下の図で解説してもらいました。
これは良くできている図だと思いました。
<リスニング>
音声知覚・・・脳内で聞こえてきた音声を捉え、何の単語か知覚する
意味理解・・・音声知覚した単語が文章としてどういう意味かを理解する
<スピーキング>
概念化・・・脳内で何を言うか考える
文章化・・・考えたものを基に英語の文章を作る
音声化・・・文章化した英語を口から発音する
<知識データベース>
単語・熟語・文法
プログリットでは上記の能力を1つ1つ鍛えていくことで英会話力を高めていきます。
プログリットってなんか突飛で新しいことやってるスクールに見えますが、全然そうではなく極めて英語学習の王道に忠実な内容だと思います。
結局、英語力を上げるのにやるべきことって地道にコツコツやることなんだなと。
さらにコツコツやりながらも惰性的にやるのではなく学習メニューの1つ1つに目的をもって魂を込めてやるとより成果がでやすい。
たとえば、単語1つ取ってもただ何となく単語を覚えるのではなく、その単語を使う場面まで想像して覚えるようにする。
学習成果を左右するのってこういう心がけ的なところだと思う。プログリットはコンサルタントがついてここをしっかりやり切らせてくれます。ここに価値があったな。振り返ると強くそう感じてます。
あと英語学習って浮気心がムクムク出てきやすいです。
「こんなんやって本当に意味あんのかな?別の学習メニューやりたい。むふっ♡」と思った時が度々ありました。
でもその都度、コンサルタントさんから「~~という理由で今は△△に集中して取り組む必要性があります」ときっぱり言われ、仕切り直して取り組むことができました。
繰り返しますが、プログリットの学習メニュー自体に特段の新奇性はなかったです。普通の普通です。
でも学習メニューへの取り組み方については”なるほど”と思わされる面がありました。以降でその点について共有します。
私がプログリットで取り組んだ学習法、使った教材について1つ1つ感想とダメ出しを書きます
勉強項目 | 使用教材 | 時間 |
---|---|---|
単語 | キクタン800とDistinctionで単語暗記 | 毎日30分 |
音声知覚 | Japan Timesでシャドーイング | 毎日60分 |
意味理解 | TOEIC L&R TEST読解読特急2で多読リーディング | 毎日30分 |
概念化 | DMM英会話で英会話レッスン | 週3回/1回30分 |
文章化 | 瞬間英作文トレーニング | 毎日30分 |
単語
語彙力大事。
もう一回強調して言う。
語彙力はうんこほど大事。英語において毎日欠かしてはならない生命活動のようなもんなんです。
TOEIC900点を取得した今となって思うのですが「英語力が伸び悩む最大の理由は語彙力不足」だと思う。
だってリスニングしてて知らない単語が何個出てきたらそれだけでパニックって聞き取れなくなるよね。
語彙力が英語力の基礎だし超大事。
でも意外とみんな単語軽視しがち。自分も軽視してた。
いや、やってるんだけどやり方が甘かった。単語覚えてる”つもり”になっていたんです。
プログリットでは単語帳のキクタンTOEIC(R) L&Rテスト SCORE 800とDistinctionをやりこみました。
キクタン800の単語を覚えてしまうとTOEICで出てくる単語はほぼほぼ理解できるようになりました。
キクタン800の次に取り組んだ単語帳は英語系インフルエンサーのAtsuさん監修のDistinctionです。
Distinctionはネイティブが普段使っている英単語がモリモリ掲載されています。
あっそうだ。
単語学習に関しては毎週の面談で単語テストがあったため、必死で単語を覚えました。単語テストは英→日と日→英の両方です。
でも、いざ単語テストを受けてみると意外と覚えが甘いことが発覚します。しっかり覚えれてないのに、”覚えたつもり”になっていたんですね。
覚えが甘くやり直しになったことも何度かあります( ノД`)シクシク…
>>単語帳「Distinction」を使い込んで感じた効果をレビュー
音声知覚
ウォーラー
ウォーラー
お前何言ってんの?
我々日本人的にはWaterってウォーターですよね。
でも困ったことにネイティブはウォーラーて発音してます。
だっせー発音だよな。ウォーラーて。
お前ら―ちゃんとウォーターって発音しろ!
さて英語には日本語の音にない発音が多いので聞き取りづらいんです。
日本人をさんざん苦しめている英語の発音を克服すべくプログリットでは毎日60分シャドーイングに取り組みました。
シャドーイング教材はプログリットの学習アプリに収納されているものを使いましたが、内容が興味深いものが多かったですね。
たとえば「the four GAFA 四騎士が創り変えた世界」の著者でニューヨーク大学のMBAで教えているスコット・ギャロウェイ教授へのインタビュー音声を使ったりしました。
シャドーイングしたらシャドーイングの音声を録音し提出しました。
その音声に対して毎日添削をもらえたのが良かったです。
添削を参考に日々シャドーイングをし改善し続けると着実に発音が良くなって行きます。
下に添削前と添削後の音声を載せていますが結構、発音が変わっていると分かります。
シャドーイング添削前
シャドーイング添削後
意味理解
受験勉強の置き土産、最大の弊害。
それが返り読みである。
返り読みとは以下の様に英語を日本語の順番に直しながら、前に行ったり後ろに行ったりして英文を読む方法のことです。
大学受験では精読が求めれることが多いので返り読みの癖がつきやすいんです。
返り読みの癖がつくとリーディングスピードが落ちます。さらにリスニングの処理速度にも悪影響します。
ネイティブは返り読みなどしておらず英語を英語の語順のまま読んで処理してますからね。
プログリットでは多読トレーニングで英語を英語の語順のまま読む、英語回路を養成します。
私の場合はTOEIC L&R TEST読解読特急2という教材で多読を30分しました。
ただ、ぶっちゃけ多読を継続したことによる効果はそこまで強くは感じていないんですよね。
シャドーイングと瞬間英作文の方が効果は顕著に感じたかなと。
概念化
下心ありまくりw
英語ってやっぱり楽しくやらんとダメよね。
以下のお気に入り講師の面々w
オンライン英会話を週に3回やりました。
利用したのは我らがDMM英会話です。ウキウキわくわくのレッスン。
とはいえレッスンは真剣勝負です。毎回のレッスンでインプットした単語や文法を使うことを意識してやりました。
たとえば「このレッスンでは現在完了を10回使って文章を作ってみよう」などテーマを設けてレッスンを使い倒しました。
文章化
何事もアウトプットが重要。
料理レシピをひたすら暗記したところで料理はうまくなりません。
具材を買ってきて、その具材を使って実際に料理(アウトプット)しなければ上手くなりません。
英語も実際に話すアウトプットの練習をしなければうまくはなりません。当たり前すぎですね。はい。
そのアウトプットの練習としてプログリットでは『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』と『スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング』に取り組みました。
左に日本語の文があり、右に対となる英文が載っています。
音声CDが付属なのでその音声を使って瞬間英作文をするのがおすすめです。
日本語の文を瞬時に英作文していきます。
瞬間英作文をやり始めた当初は自分が中学レベルの文法すらまともに使えないのだと分かりました。
英文法は知っているのと使えるのとでは全然違う。
この中学文法こそが英会話力向上のカギとなります。
瞬間英作文の注意点
この瞬間英作文に取り組む際の注意点があります。
瞬間英作文では日本語の文を聞いたらまずはイメージを思い浮かべそのイメージから英語に変換するのが大切。
「日本語⇒イメージ⇒英語」を繰り返すことによって「イメージ⇒英語」の回路が出来上がります。
すると瞬発的に英語が口をついて出る英語脳ができやすくなるんですね。
瞬間英作文は取り組み方によってその効果が大きく変わってくるので気を付けたい点です。
プログリットの学習法は普通。でもそれが良かった。
プログリットでは受講開始時と終了時の2回、英語テストVersantを受講しました。
このVersantスコアが5点アップして43点になりました。
Versantスコアは急激に上がるものではなく留学1カ月で1点アップ程度の上がり幅らしい。
プログリットを受講し留学5カ月分に相当する英語力アップの成果を得られたことになります。
スコアにも表れていますが、間違いなく会話の流暢性は上がりましたね。
プログリットはスピーキング力向上に強くおすすめできます。
繰り返しとなりますがプログリットは別に奇抜な学習方法ではないです。
至って普通の英語学習の王道的なメニューに取り組みます。
ただし1つ1つの学習メニューに対して目的意識をもって魂を込めてやり切ります。
だから短期でも成果が出やすいのだろうと思います。
ちなみに学習法や教材についてはその人の学習目的や英語力によって千差万別です。
もっと詳しく学習法について知りたい人はプログリットのカウンセリング聞いてみてください。
参考までに私のカウンセリング参加体験を書いておきます。
プログリットのカウンセリングで「ここでなら頑張れそうだ」と思った
「ここなら学習に打ち込めそう」
プログリットのカウンセリングに参加してそうピンときました。
プログリットのカウンセリングがどんな内容だったか共有しておきます。
1.リスニングテスト
2.単語テスト
3.瞬間英作文テスト
4.1分スピーチ
1.リスニングテスト
リスニングテストは大きく分けて長文リスニングとディクテーションの2つでした。
長文リスニングでは簡単な英語スピーチを聞き、その内容をコンサルタントに伝えました。
なおスピーチは有名なTEDのスピーチ「Angela Lee Duckworth The key to success Grit」でした。
その次にディクテーション(流れてくる音声を書きとる)をしました。
2.単語テスト
単語テストでは英単語が20個を日本語に訳していきました。
Liability(法的責任)、Tentative(暫定の)などが分からなかったです。
3.瞬間英作文テスト
コンサルタントから日本語の文章を言われるのでそれを瞬時に英語に直す瞬間英作文をしました。
いざ瞬間英作文をやってみると時制間違いなどエラーがポロポロ…
4.1分スピーチ
お題「自分の今の仕事内容」で1分間スピーチしました。これもなかなか即興でやるのは難しかったです。
カウンセリングではこれらのテストを受けた上で何がネックとなって英語が聞けない、話せないのか英語分析をしてもらえました。その上で効果的な学習メニューについて提案してもらえました。
カウンセリングは無料でしたが、お金払ってもいいくらい親身になって対応してもらえました。
カウンセリングでは即決しなかったのですが押し売りされることもなく好印象でした。
以下では受講体験談を書いていいます。参考にしてもらえれば。
プログリットの受講記録を時系列でまとめた
プログリットの全受講記録を時系列でまとめているので参考にしていただければ。
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